“ありがとう”を食卓へ！幸せなおいしさを追求します！

事業概要

当社は、昭和63年、業務用冷凍食品メーカーであるヤヨイ食品㈱気仙沼工場からエビステーキカツ用材料である剥きエビ加工を担う協力工場として岩手県陸前高田市にて創業しました。平成15年、調理冷凍食品の製造を開始し、食材の単一加工からパスタ、ハンバーグ、メンチカツ等冷凍食品製造業へと事業拡大しました。

平成19年にハンバーグ工場（宮城県気仙沼市岩月）、平成21年にはメンチカツ工場（宮城県気仙沼市内ノ脇）を設立しました。いずれの工場も大手コンビニの高い安全基準もクリアするトレーサビリティ完備工場として取引先の信頼も厚い工場でした。

東日本大震災による津波被害のため、３工場は全壊しましたが、グループ補助金と被災中小企業施設・設備整備支援事業を活用して平成24年に本社工場（宮城県気仙沼市岩月）にてハンバーグ製造を再開。その後、すべての工場を再建しました。

当社は、東北（三陸）地方に貢献する中小企業として、「地域経済の復興と雇用を確保する事」、「食品会社として全ての人々から信頼され成長し続ける事」を目的に、企業活動を行っています。また、冷凍食品製造技術を強みに、豊富なノウハウや設備を活用し、様々な商品を開発・生産しています。

令和5年度には、自社の企業理念や経営戦略を従業員に共有・浸透させるとともに、従業員のスキルアップと生産性向上を目的として、製造現場の従業員を中心に、復興企業フォローアップ事業を活用した専門家派遣による業務研修会を実施しました。今期は、この従業員教育を他部門へも展開し、さらに専門的な業務ノウハウの教育を通じて人材育成に取り組んでいます。全社一丸となり、高品質でさらに美味しく安全な製品をお客様に提供できるよう努めています。

企業の声

被災中小企業施設・設備整備支援事業により早期の復旧を図ることができました。25gから180gまでバリエーションを豊富に持った形や成型機を取り揃え、顧客ニーズに合ったハンバーグやメンチカツ、白身フライの生産をしています。これからも復興企業フォローアップ事業を積極的に活用し、食卓を囲む「おいしい」笑顔を届ける商品作りを目指してまいります。

企業概要

被災中小企業施設・設備整備支援事業は、グループ補助金等の認定を受け、復旧・復興を目指す中小企業者の方等に対し、復旧資金の無利子貸付を行う事業です。復興企業フォローアップ事業は、被災中小企業施設・設備整備支援事業を利用し、復旧・復興を目指す中小企業者等の経営課題解決へ向けた支援（専門家の派遣等）を行う事業です。