事業概要

当社は昭和38年にダイビングショップとして石巻市で創業し、昭和50年に法人化。昭和57年に本格的にマリンスポーツ用ウェットスーツの製造を開始しました。その後ドライスーツを開発し、品質とデザイン性の高さから好評を博し、国内外で当社オリジナルブランド”ＭＯＢＢＹ’Ｓ”の知名度が一気に上がりました。
平成４年から海外生産や欧米への販路拡大を推進。平成18年には自動採寸用３次元スキャナを共同開発することなどにより、顧客満足度向上に努めてきました。平成23年の東日本大震災で直営店や倉庫が被災しましたが、歩みを止めることはなく、アジア市場にも進出しました。
当社は、人間工学に基づくカッティング技術と専属デザイナーによる機能美を追求した先端デザインのダイビングスーツを生産しており、国内トップシェアを誇ります。
製品特性上、顧客の需要変動が大きいため、生産能力の確保や製造コストの低減が課題となり、それらに対応すべく生産現場の改善が急務となりました。
そこで、令和元年より当機構の生産現場改善強化支援事業を活用し、カイゼンを基礎から学び、役員・従業員が一丸となり生産効率化に主体的に取り組みました。生産能力や生産性を向上させるとともに、当社が単独で改善活動を継続できるような人材育成のしくみと社内横断的な活動組織の整備を行った結果、当社と協力会社間における生産リードタイムを４時間短縮した他、自ら継続的に改善の提案・実施ができる活動組織の確立という成果を得ることができました。
今後も改善活動の活性化を図り、更なる生産性の向上に努めてまいります。

企業の声

５年間にわたり様々な支援をいただきました。生産現場改善と社員教育まで活用させていただき、「学びと実践の機会で成長が実感できてよかった」とメンバーからの声もありました。生産現場だけでなく製造工程と物流工程の連携まで活動範囲をひろげ実施できた事で組織の風通しも良くなりました。
今後は「ヨクスル活動」として継続していきます。

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