* 令和6年度の募集は終了しました。
1.目的
令和6年度宮城県スタートアップ加速化支援事業では、雇用創出を図り、もって地域産業の再生に寄与するため、SDGs の観点を踏まえつつ、宮城県の抱える地域課題の解決に資する事業注1を行う中小企業者注2の創業等注3(以下、「創業」といいます。)に対し、県内の商工会・商工会議所と連携してスタートアップ資金を補助します。
令和6年度は、高度なデジタル技術注4を活用した先駆的な事業で創業を行う「デジタル活用・DX推進枠」と、それ以外の事業で創業を行う「一般枠」での募集を行います。
「デジタル活用・DX推進枠」の「DX」とは、デジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をより良いものへと変革することをいいます。本事業では、先駆的なデジタル技術を活用し、防災・防犯、教育、子育て・医療・福祉、社会参画、農業・林業・水産業、観光・経済商工、環境・エネルギー、社会インフラ等の宮城県の抱える地域課題の解決に資する創業を積極的に支援します。 |
また、本事業では、宮城県内での創業を希望する、宮城県外からの移住予定者や首都圏からのUIJターン予定者も支援対象とするとともに、事業承継型創業注5と女性の創業を優遇します。
注1)「地域課題解決に資する事業」とは、次の観点を持って、地域の現状に応じた社会課題の解決に持続的に取り組む事業をいいます。 イ 社会性:本県の地域社会が抱える課題の解決に資する事業であること ロ 事業性:提供する事業の対価として得られる収益によって自律的な事業の継続が可能であること ハ 必要性:地域課題に対し、当該地域における地域資源を活かして課題解決に資する事業の提供であること 注2)「中小企業者」とは、中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条第1項に規定する中小企業者(個人事業者を含む。) を指します。社団・財団法人、NPO法人、農業生産組合等は対象になりません。 注3)「創業等」とは、創業、第二創業※及び事業承継型創業注5をいいます。 ※「第二創業者」:中小企業者が既存事業に代えて「新事業に進出」することをいいます。「新事業に進出」とは、これまで 行ってきた事業に代えて異なる事業(「日本標準産業分類」の細分類による。)を行うことをいいます。 注4)「デジタル技術」とは、IT、IoT、AI、ロボット、RPA等をいいます。 注5)「事業承継型創業」とは、廃業した(する)又は、事業を廃止した(する)県内に本社・本店を置く中小企業者から事業内容や地域における機能、経営資源を承継した(する)中小企業者をいう。 |
持続可能な開発目標(SDGs:エスディージーズとは?)国連加盟国は、2015年9月25日の総会決議A/RES/70/1により、持続可能な開発目標SDGs)を採択しました。この決議のねらいは、あらゆる形態の貧困に終止符を打ち、不平等と闘い、気候変動に対処しながら、誰一人取り残されないようにするため、2030年までに達成すべき未来志向の目標で、「17の目標(ゴール)、169のターゲット」で構成されています。「誰も取り残さない」持続可能な社会の実現に向けて、SDGsでは、持続可能な開発の3本柱とされる経済、社会、環境分野における課題にバランス良く取り組み、政府、企業、市民など多様な主体による行動が求められています。 |
2.補助対象者及び補助内容
項目 | 内 容 |
補助事業者 |
地域課題の解決に資する事業として、宮城県に本社・本店を置いて創業、第二創業及び事業承継型創業する以下の中小企業者等 ※一部対象外となる方がいます。 |
補助額及び 件数 |
デジタル活用・DX推進枠 単年度250万円以内 5者程度 一般枠 単年度100万円以内 15者程度 |
補助率 |
デジタル活用・DX推進枠 補助対象経費の3分の2以内 一般枠 補助対象経費の2分の1以内 |
補助期間 | 補助金交付決定の日が属する年度及びその翌年度の2か年度 |
デジタル活用・DX推進枠補助事業の例 |
本事業では、SDGsの観点を踏まえつつ、宮城県の抱える地域課題の解決に資する事業を行う中小企業者の創業を支援します。 先駆的なデジタル技術を活用した事業により創業を行う「デジタル活用・DX推進枠」での応募には、以下のような事例を参考にしてください。 <みやぎDXプロジェクト>DXソリューション事例集 https://www.pref.miyagi.jp/site/miyagi-dx-project/index.html ※上記のようなDXソリューション等を活用して創業を行う者を対象として想定しています。なお、上記プロジェクトは、本補助事業と直接的に関わるものではありません。 |
3.補助対象経費(詳細は募集要項を参照ください )
従業員の人件費、創業届出資料作成費、店舗等借入費、設備費、試作品等の原材料費、委託費、 広報費等で、みやぎ産業振興機構の理事長が補助対象事業に必要と認めるもの。また、以下の条件を全て満たすもの。
・使用目的が創業等並びに経営の安定化に要するもの
・証拠書類等によって金額等が確認できるもの
・補助金の交付決定以後に発注したもので事業期間中に終了(支払)したもの
※一部対象とならない経費があります。詳細については別途、募集要項をご覧ください。
※他の補助金・助成金を受けている場合には、ご相談ください。
4.事業計画の認定
補助事業を実施するには、事前に事業計画の認定を受ける必要があります。認定期間は2か年度分となりますが、補助金の交付申請は各年度行う必要があります。
5.応募方法
事業計画認定申請書を作成し、その他必要書類を添付の上、持参してください。
※申請書様式のダウンロードはこちらから
(応募に係る参考書類)
・募集要項 [PDFファイル版]
・補助金交付要綱 [PDFファイル版]
・Q&A [PDFファイル版]
・納税証明書交付申請書 記入例 [PDFファイル版]
*事業計画認定の申請に当たり、事前相談に応じます。お早目にご相談ください。 【事前相談の申込先】 公益財団法人みやぎ産業振興機構 産業育成支援部 事業支援課 創業支援専門員 電話 : 022-225-6697 (受付時間:平日9時~16時) 電子メール : soudan@joho-miyagi.or.jp (質問はこちらの様式をご活用ください) また,当機構のほか、お近くの商工会・商工会議所に相談することもできます。 お気軽にお尋ねください。 |
6.実施スケジュール
◇募集説明
「募集要項」「事業認定申請書作成マニュアル、記入例」をご用意の上、動画ご覧ください。
(動画上の説明資料をダウンロードされる場合は、こちらから)
◇応募受付期間
令和6年度の募集は終了しました
※郵送応募の場合は期限内に配達記録のとれる発送方法でお送りください。また、郵送応募の方も、発送前に電話等で事業支援課創業支援専門員まで事前相談を行ってください。
TEL:022-225-6697
◇審査
外部の有識者による審査において、以下の観点から審査を行い、事業認定者を選考します。
・地域経済への寄与度 (産業再生への貢献、雇用の創出)
・事業の目的と動機 (創業等の経緯・背景、申請者の熱意)
・事業内容 (事業の必要性、市場性や成長性、デジタル活用・DX推進による効果、SDGs達成に向けた取組み)
・事業実現 (事業実施体制、資金調達)
※ 事業承継型創業を支援するため、一定の基準を満たした事業承継型創業には加点措置を講じます。
※ 女性の起業家の創出を推進するため、一定の基準を満たした女性起業家には加点措置を講じます。
7.注意事項
補助事業者が、災害その他特別の事由による場合を除くほか、正当な理由なく、 次に掲げるいずれかに該当するときは、交付決定の全部又は一部を取消し、その交付した補助金の全部又は一部に相当する額を返還していただきます。
(1) 申請内容に虚偽があったとき。
(2) 補助事業を実施せず、又は実施する意志が認められないとき。
(3) 補助事業を中止したとき又は完了する見込みがないと認められるとき。
(4) 補助金を補助事業の目的以外に使用したとき。
(5) 補助期間中に本社・本店を宮城県外に移転したとき。
8.採択事業者の手続き
◇宮城県スタートアップ加速化支援事業に係る各種手続きについて
採択事業者の各種様式のダウンロードはこちらから
9.実績
◇これまでの採択事業者について(旧:被災地再生創業支援事業含む)
採択事業者一覧はこちらから
◇お問合せ・申込先
(公財)みやぎ産業振興機構 事業支援課
〒980-0011
仙台市青葉区上杉1丁目14番2号(宮城県商工振興センター3階)
TEL:022-225-6697 FAX:022-263-6923
Email:soudan@joho-miyagi.or.jp