事業概要

当社は昭和27年に気仙沼市魚町で開業し、北海道十勝産にこだわった小豆や大手亡（おおてぼう）など厳選素材を使い、伝統的な製法を守りながら多様な商品を自家製造してきました。現在、市内自社2店舗の他、道の駅やスーパーで販売しています。

当社の主力商品は、和菓子職人が丹精込めて製造する「亀の子もなか」をはじめとする和菓子や季節限定の上生菓子、焼き菓子です。上生菓子は質の良さから茶席等にも使われており、その餡を使った「揚げアンパン」をメインとした菓子パンも製造・販売しています。

これらの商品のなかで、「揚げアンパン」はTV番組で世界一美味しい揚げアンパンとして取り上げられたこともあり、今では毎日800個以上売り上げる人気商品として、スーパー等新たな顧客からの引き合いも増えています。

東日本大震災で店舗兼工場が全壊しましたが、グループ補助金と被災中小企業施設・設備整備支援事業を活用し、平成28年11月に店舗兼工場を再開することができました。また、復興企業フォローアップ事業の専門家派遣制度を活用し、専門家からの経営方針策定や販路開拓等についての丁寧なアドバイスを今後の事業展開を考える上での参考にしています。

企業の声

被災企業施設・設備整備支援事業により、地元の皆様の期待に応え、早期に事業を再開することができました。これからも美味しい和菓子、菓子パン造りに励み、日々精進して参ります。これまで皆様に親しんで頂けた創業以来の「味」を大切にしつつ、新感覚の新製品開発にも取り組んでいきたいと思っております。

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